3月6日、福井県産主催『五感で味わう・ふくいそばを食す会』が東京・神楽坂「九頭龍蕎麦本店」で開催されました。マスメディアと食のジャーナリスト、料理家などを対象に福井の製粉会社さん、都内の蕎麦屋さんにも声がかけられて行われたものです。福井県産の蕎麦の品種、栽培法、歴史、文化、流通、取り組みなど詳細なテキストが作成されて配布されました。開催にあたり福井そばルネッサンス推進実行委員会(蕎麦店・製粉会社・県などの団体)の代表で蕎麦店経営・宝山栄一さん、斉藤製粉所・斎藤稔さんなどの福井の蕎麦の解説から始まり、 北海道で主流の改良北早生種と福井在来の大野種で「椀がき」体験で香りを楽しみ、そこから特性蕎麦がきが濃厚な蕎麦湯に入って登場から食がスタート。おつゆで食べる細麺のざる蕎麦と、福井スタイルの大根おろしだしをつけて、もしくはぶっかで食べる越前そばが2種類。さらに、おつまみで、「上庄里芋の煮っころがし」「マグロのやまかけの蕎麦かゆ」「こはだの笹酢」「越前蟹の棒寿司」。お酒は「純米早瀬浦」「黒龍大吟醸しずく」「山廃純米花垣」でのマリアージュ。片口、ぐい呑みは、特注の漆器。福井の逸品がずらり。席には、福井からお見えの製粉所の方々と、都内の蕎麦店のかたが着いて、蕎麦の質問にも答えられるという配慮。蕎麦のプロの方々と最上の蕎麦を味わうという集い。まさにタイトルどうりの「五感で味わう」会となりました。参加者の方々から大好評。とくに各テーブルに製粉会社と蕎麦屋さんがついて、蕎麦の蘊蓄も存分に話がきけて、かつ「九頭龍蕎麦」のお店の方々(ソムリエもいらっしゃる)食とお酒の、さりげない解説もあるというもので、大好評でした。お店借り切りで、会話を楽しめて交流もできたことが濃密な宴になったといえます。実は、この福井県の蕎麦の会、以前からアドバイスを求めれていて、私が提案をしたのは、蕎麦の詳細なテキストを作成をしていただくこと、それにプロのいる福井の蕎麦や酒を出す「九頭龍蕎麦」を貸し切りで行うこと、ターゲットを食関係のメデァア関係者に今回は絞ること。それを県の方々が、すべて形にしてくださったのでした。おかげで私も、参加の方と知り合い、嬉しい濃い時間を堪能させていただいたのでした。充実した至福のものでした。

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九頭龍の蕎麦を楽しむ参加メンバー

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越前おろし蕎麦

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極上のお酒三種