福井県から届いた「ふくいそばの話」の蕎麦のテキスト

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福井の蕎麦のテキスト


。栽培地域、栽培歴、面積、収量、生産量、栽培品種と特性、環境、播種技術、流通、栄養価、製粉技法、蕎麦の形態、蕎麦の食べ方、歴史、文化、蕎麦に関する用語など、36ページの冊子。このテキストは、蕎麦をプロモーションをするために作成されたもの。2017年に蕎麦を売り出したいと福井県に相談をうけてアドバイスをしたのがテキスト化だ。売り出すためには、まず、自分たちの栽培をしているものが、どんな環境でどれくらい作られ、ほかとどう違うか、特性を明確にして語れなければならない。というのは国産の蕎麦の自給率は24%。ほとんどが中国、アメリカからの輸入。国産でも北海道が圧倒的に多い。それぞれ品種も、持ち味も異なる。売り込むためには、どんな香りで味わいで触感なのかを含め特徴を提示できないと取引に繋がらない。テキストをベースに3月6日、東京・神楽坂「九頭龍蕎麦」でマスコミ、ジャーナリスト、フードコーディネーター、料理家などを対象にフルコースの料理会が行われた。好評だったのは言うまでもない。福井県から声がかかったのは茨城県常陸秋そば」のブランド事業を手掛けたときに作成されたテキストが注目されたから。テキストの手法については最新刊「地域の食をブランドにする! 食のテキストを作ろう」岩波ブックレット岩波書店)で紹介。これも福井県で参考にされた模様。https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4002709884/kanamaru2007-22/ref=nosim/ 「常陸秋そば」については『田舎力~ヒト・夢・カネが集まる5つの法則』(NHK出版生活人新書)で取り上げロングセラーとなった。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140882972/kanamaru2007-22/ref=nosim/