「国際ペン 公開書簡― 世界の作家のウクライナに関する声明 ―」

「国際ペン 公開書簡― 世界の作家のウクライナに関する声明 ―」に、日本ペンクラブ会員310名が署名しました。●国際ペン(本部:ロンドン)より「国際ペン 公開書簡― 世界の作家のウクライナに関する声明 ―」が2月27日発表され、これに対して1000名を超える、世界の作家の賛同署名が集まっています。日本ペンクラブからも桐野夏生会長をはじめとする、310名の会員が署名しました。●「国際ペン 公開書簡 ― 世界の作家のウクライナに関する声明 ―」私たちは団結して、平和を求め、暴力を煽るプロパガンダをやめるよう求めます。私たち世界の作家は、ロシア軍がウクライナに対して行っている暴力に驚愕し、流血の終結を緊急に求めます。私たちは、ウクライナの人々がモスクワの干渉を受けずに自国の忠誠と歴史を議論する権利を認めようともせず、プーチン大統領が無意味な戦争を行ったことを非難するために団結します。私たちは、作家、ジャーナリスト、アーティスト、そして最も暗い時間を生きているウクライナのすべての人々を支援するために団結します。私たちはあなた方の側に立ち、あなた方の痛みを感じています。すべての個人は、平和、表現の自由、集会の自由の権利を持っています。プーチンの戦争は、ウクライナだけでなく、世界の民主主義と自由に対する攻撃です。自由で独立したウクライナなくして、自由で安全なヨーロッパはありえません。平和が勝利しなければなりません。●日本ペンクラブホームページ http://japanpen.or.jp/openletterukraine/ ●英語原文 国際ペンホームページ https://pen-international.org/news/nobel-laureates-writers-and-artists-world wide-condemn-russias-invasion-of-ukraine ●なお署名に参加した世界の著名作家には、 Svetlana Alexievich, MargaretAtwood, Paul Auster, Tsitsi Dangarembga, Anthony Doerr, Jonathan Franzen,Roxane Gay, Aleksandar Hemon, Siri Hustvedt, Mario Vargas Llosa, YannMartel, Benjamin Moser, Joyce Carol Oates, Orhan Pamuk, Maria Ressa,Marilynne Robinson, Salman Rushdie, Elif Shafak, Colm Toibin, Olga Tokarczuk各氏および、国際ペン会長のBurhan Sonmez氏などがいます。